2019年度 総会・講演会・懇親会 開催報告

2019.10.22

2019年度のトック・ブランシュ国際倶楽部 総会が10月3日に帝国ホテル 東京にて開催されました。緑川廣親会長の挨拶の後、宇佐神茂理事の司会進行で、堀田事務局長より事業報告ならびに事業計画の報告、藤田芳幸理事より会計報告および予算案の報告、深澤徳彦会計監査より監査報告が行われました。

総会に引き続いて、新会員へのディプロム授与式が行われ27名が本年度の新会員として認定され、ディプロムと会員メダルおよびバッジが緑川会長、堀田貞幸副会長、井上旭副会長、柘植副会長から授与されました。

今年の講演会は脚本家の中園ミホ様にお越しいただき、「脚本家の視点から ~ドラマの取材を通して思うこと~」というタイトルでお話を伺いました。中園先生は「西郷どん」や「ドクターX」、「やまとなでしこ」など、数々の大ヒットドラマの脚本を手掛けられていらっしゃいますが、先生の作品には多くの食事シーンがあり、「料理やワインもいい加減にせず、こだわって書きます」とのこと。なぜならば食の好みや価値観は、その人の人生そのものであって、人間性が顕著に表れるので、キャラクターを設定する際にも重要視されていらっしゃるというお話をお馴染みのドラマのエピソードを交えて伺いました。中園先生も美味しいお料理が大好きとのこと、取材で本音を聞くにはお酒がコミュニケーションに欠かせない!など興味深いお話をしていただきました。貴重なお時間のなかをご講演いただきありがとうございました。

講演会の後は、本多功禰理事の司会進行で懇親会が始まりました。トック・ブランシュ各賞の贈呈が行われ、功労賞を古川瑞雄様(香川調理製菓専門学校 校長)に贈呈いたしました。続いて、感謝状を本年度の素晴らしい講演をしていただいた中園ミホ様、牧 泰利様(株式会社定松 代表取締役)に贈呈いたしました。

その後、古川瑞雄様による乾杯のご発声で懇親パーティがスタートです。当日は会員や各界からのお客様を合わせて330名以上が集まり、素晴らしいお料理を堪能しました。懐かしい出会いや会話、国際色溢れる交流もあり、本年度も大盛会のうちにお開きとなりました。

トック・ブランシュ2019年度表彰者

これまでのご功績を讃えて、会より下記の方々へ各賞の贈呈が行われました。おめでとうございます。(順不同・敬称略)

功労賞
古川 瑞雄(香川調理製菓専門学校 校長)

感謝状
中園 ミホ(脚本家)
牧 泰利(株式会社定松 代表取締役社長)