2022年3月 東日本地区料理講習会 開催報告

2022.3.16

3月14日に東日本地区の料理講習会が東京調理製菓専門学校にて行われました。

講師は浅草のレストラン「Nabeno-Ismナベノイズム」のエグゼクティヴシェフ 渡辺雄一郎さんです。本来ならば、2年前の同じ時期に開催予定でしたが、コロナの影響で延期となり、やっと実現することができました!
ソーシャルディスタンスを保つため、参加者を40名限定とし、受付での検温やマスク着用などの対策を徹底して行いました。

講習会ではコンセプト作りの重要さ、お店の方向性についてのお話、そしてフランス料理に日本、浅草のエッセンスを加えることで生まれた渡辺シェフ独自のスタイルについて、とても興味深くトークしていただきながら、3品を披露していただきました。スペシャリテの蕎麦がきにたっぷりのキャビアはなんとも贅沢でした。

当日は柘植副会長、市川副会長、小山理事、齋藤委員長、中宇袮委員長、そして鈴木委員も金沢から駆けつけてくださり、2年ぶりのリアルな講習会に皆さん終始笑顔で、たいへん有意義なものでした。

講習会の動画や仕込み風景の写真など、SNSにてアップしています。是非ご覧ください。

Le caviar et La Farine de sarrasin Émulsionner avec du beurre français fermenté
“両国江戸蕎麦ほそ川”の蕎麦粉をソースエミュリュッショネの技法で炊き上げたそばがき 奥井海生堂蔵囲い2年物昆布のジュレとアキテーヌキャビア、ウォッカクリーム、おろしたて天城ワサビをあしらって 
Noix de Saint-Jacques poêlée, à l’image de “Choucroute”, sauce beurre noisette et réduction d’oignon rouge au riesling, huile au genièvre, écume de la bière ASAHI
岩手県産活ホタテ貝のポワレ アルザス地方伝統料理『シュークルート』のイメージで、リースリングのレディクションソース、ブールノワゼット仕上げ、ジュニエーブルオイル、アサヒ熟撰のエキュームを香らせて
Poulet au Vinaigre à la Façon N-Ism Tarte Monaka aux quatre sortes de riz et Salade de micro-herbes de la ferme Kajiya
リヨン郷土料理『プーレ・オ・ヴィネーグル』をナベノイズム解釈で
コシヒカリ米、バスマティ米、雑穀米、ワイルドライスのパフの種亀最中タルトをあしらい 広島県梶谷農園マイクロハーブサラダをエスコート