2024年度 東日本地区 秋のソワレアミカル 開催報告

2024.9.15

トック・ブランシュ国際倶楽部の本年度第2回目のソワレアミカルが、東日本地区にて9月9日(月)に南青山レストラン「L’ESSOR(レソール)」で開催されました。会員シェフのお店を訪れて会食を楽しむ恒例の企画は、気さくな仲間との交流の機会で、笑顔あふれる有意義なひとときでした。

シェフの魏 国飛(ぎ・こくひ)さんは「マキシム・ド・パリ銀座」で自分と共に働いた仲間であり、当日のメニューは「マキシム・ド・パリ」のスペシャリテで構成され、参加された皆様も伝統的なフランス料理にとても喜んでくださいました。魏シェフをはじめ、調理場は若い料理人が多く、このような世代にもマキシムの料理がしっかりと引き継がれている様子を見て頼もしく、感慨深い思いでした。

中宇袮満也事務局長の司会、小山英勝理事の乾杯の挨拶で会はスタートしました。「40名の貸切りでの食事会は、移転後初めて」と富永支配人が話していましたが、料理もサービスも素晴らしいものでした。以下、マキシムの料理ということで、私からの簡単な感想です。

MENU

<アミューズ・ブーシュ>
フォワグラのブリュレ 自家製ブリオッシュと無花果のコンポート
「カソナードを焦がした甘くほろ苦い香りがフォアグラとブリオッシュと良くマッチしていた。」
<前菜>
ズワイガニのマヨネーズ和え パリジャン風
「マキシム・ド・パリで以前出していた料理をà la carteサイズを楽しめました。」
<スープ>
ビーフ・コンソメ アンリ4世
「プティマルミットが懐かしいですね、コンソメで、すね肉の一番筋の多い千本(アキレス腱を含む部位)を柔らかく煮込み、化学調味料無添加の、ダブルコンソメ手間をかけた料理で、とても美味しかったです。」
<魚料理>
黒舌平目のブレゼ ノイリー酒の香り 伝統のアルベールソース
「こちらの料理は、いろいろな方のルセットがありますが、当会の堀田貞幸名誉副会長が、パリのマキシムから帰ってきた時のレシピ、そのままです。ソールとの相性が非常に良いです。パンに付けてソースを全部食べました。満足でした。」
<肉料理>
子羊背肉のパイ包み マリア・カラス風 ポテトマキシムとニソワーズ添え
「パリのマキシムでは、仔羊のノワゼットを使いベル・オテロ風が有名ですが、マリアカラス風も有名な料理です。このマリアカラスのレシピは英語版のマキシムの本に記載があり、パイ包みではないのですが、アレンジされとても良いと思います。」
<デザート>
苺のミルフィーユ
「自分はマキシムの調理場で味見を少しすることはありましたが、今回はお客さんとしてコースの最後にしっかり頂くことができました。サクサクのパイとコアントローのタップリ入ったクリームが絶妙で、これぞフランス菓子でした♡」
<プティフール>
小菓子
「一人あたり、なんと7種類もあり、素晴らしいおもてなしでした!さすがにお腹がいっぱいで食べきれず、持ち帰りをさせていただき、翌日、楽しかったソワレアミカルを思い出しながらいただきました。」

魏シェフ、冨永支配人、そしてスタッフの皆さまには素晴らしいお料理とおもてなしをいただきまして、心から感謝を申し上げます。
(レポート:会長 齋藤 裕之)

西日本地区のソワレアミカルは11月25日(月) にホテル阪急インターナショナル 25階「スペシャリティレストラン マルメゾン」にて開催いたします。
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